栗の渋皮煮のシロップを使って米粉ケーキを作ります

気温が下がると焼き菓子が食べたくなります。先日は一人暮らしの娘からバニラサブレと台湾カステラのレシピを送ってほしいと連絡があり、早速送ったところです。彼女も秋モードのようです。

 

私も先日焼き菓子を作りましたのでご紹介いたします。

栗の渋皮煮のシロップと米粉に色々な物を混ぜてクグロフ型で作る焼き菓子です。

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その日の気分で混ぜるものは変わりますが、この日は

  • 粉は米粉
  • そちらにアーモンドプードル、ベーキングパウダー、塩を混ぜています。
  • 甘みを出す為に使ったのが栗の渋皮煮のシロップです。
  • 油脂は太白胡麻油の白を使い、液は豆乳とコーヒーリキッド、ラム酒を入れています。
  • そして栗の渋皮煮を忍ばせて、クグロフ型で焼きます。

豆乳の主張が強く素朴な味に仕上がりました。

一口目は豆乳が口の中に広がり、食べ進めるとほのかに甘い栗のシロップを感じ、栗の渋皮煮が入っている箇所は栗そのものを感じる事ができる焼き上がりでした。

 

豆乳をあまり好まない我が家の人々。後日、配合を変えて作り直しました。

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  • 粉は米粉
  • アーモンドプードルをきな粉に変え、
  • ベーキングパウダー、塩を入れています。
  • 甘みは今回も栗の渋皮煮のシロップです。
  • 油脂は同じく太白胡麻油白を使い、液は豆乳、コーヒーリキッドを2倍に増やし、ラム酒も入れています。
  • そしてフィリングはドライレーズンとドライブルーベリー、クリームチーズを入れました。f:id:happygoluckychang:20211022150820j:image

これは最早最初の物とは異なるものになりましたが、豆乳臭、味を感じにくい、豆乳嫌いさん対応焼き菓子に変身しておりました。(冷めると豆乳が強く感じますが。)

 

 

実はこれらの焼き菓子は栗の渋皮煮のシロップを消費する為、それに豆腐用の豆乳が余っていたので合わせて作った物です。

毎年栗の渋皮煮のシロップを作っては砂糖代わりに(砂糖で煮るので液体の6割は砂糖)使っているのですが、今年は焼き菓子に使ってみたという訳です。残念ながら栗が入っていない2回目の焼き菓子は栗の味は殆ど無くなっていました。

材料を厳選して作ったのですから最後の一滴まで使い切りたいとついつい思ってしまいます。

メインは栗の渋皮煮ですが、シロップもお菓子やパンには重宝します、副産物も捨てられません。

豆乳は見事使い切ることができました。

 

そして今回豆乳臭、味対策としてコーヒを入れています。コーヒーが多く入る事で食べやすくなったと豆乳嫌いさんは言っています。

2回目はきな粉を入れていますが原料は豆乳と同じく大豆ですから違和感なく馴染みます。食べ進めると最後にきな粉のほのかな味がします。

ドライレーズンとブルーベリーそしてクリームチーズは豆乳、きな粉、コーヒーの生地に意外に合いました。

家にある物を何となく組み合わせてみましたが、なかなか美味しく頂けました。でもやっぱりバターと卵を使った焼き菓子も食べたくなりますね。

 

最後にレシピを載せておきます。2回目のきなこいりです。

【材料(クグロフ型6個分)】

  1. 米粉            120g
  2. きなこ         60g 
  3. ベーキングパウダー   小さじ1 1/2
  4. 塩           ふたつまみ
  5. 太白胡麻油白      30g
  6. 栗の渋皮煮シロップ     100g
  7. コーヒーリキッド    10g
  8. ラム酒           10g

フィリングはお好みで

栗の渋皮煮、ドライレーズン、ドライブルーベリー、クリームチーズ…など

【作り方】

  1. 粉類1~4は全て混ぜておきます。
  2. 液体5~8を全てボウルに入れます。
  3. ②のボウルに①をふるいながら入れ、混ぜます。
  4. お好みのフィリングを入れ混ぜます。
  5. 焼き型に入れて160度で25分ほど焼いてください。

 

昨晩降った雨も止み心地よい秋晴れの空が広がっております。皆さま、素敵な週末をお過ごしくださいませ。

 

今日もご覧いただきありがとうございます。