自家製甘酒🍞ロールパンとあんパンは最高の出来! 自家製OO=「おせっかい便」にはまる
実は最近私のブームは自家製OOを作る事です。前回の記事に書きました自家製甘酒もその中の一つです。それを届けたり、送ったりしています。
私の中では「おせっかい便」と名付けています。
先日母に届けた「おせっかい便」はこちらです👇
甘酒の他にパン、苺ジャム、梅干し、塩こうじ、玉ねぎ、そして沢庵です。
一緒に写真に収めるのを忘れました。
このように自家製OOを作ってはストックし、母に届けては次なるものを作っています。同じように一人暮らしの次女には、おかずとパンを作って冷凍便でそして常温で送れる写真の品々プラスごはんのお供等を宅配便で送っています。主人と長女は横で呆れています。次女も自分で作れるよと言いますが、疲れて作りたくない時だってあると思います。その時の為にストック用に送ります。確かに、コンビニやお惣菜に頼ることなくきちんと作っているようですので、送る必要はなさそうなのですが、母の気持ちです。まさに「おせっかい便」です。
母も次女もパンが大好きなですので「おせっかい便」にはパンは欠かせません。
自家製甘酒で一番の楽しみにしていた事はパンを焼くことです。
焼きましたよ、ロールパンとあんパンを。
それがものすごく私好みのパンができまして、もちろん自家製甘酒の力だけではないでしょうが、素材の旨味を引き出したのは間違いないと思います。
今回のパンを作るにあたっては甘酒をどうとらえるかを考えました。仕込み水として使うかあるいは糖分の一部として使うかと。前回は仕込み水として作りましたので、砂糖の一部を甘酒に置き換える糖分の一部として使用しました。材料はもう一度私のパンの原点に戻って選びました。
ロールパン・あんパンの生地
材料
- 強力粉はグリンコープの強力粉
- イーストは白神こだま酵母ドライ
- 砂糖はグリンコープのきびさとう
- 塩はグリンコープのなぎさ海水塩
- バターはよつ葉バター
- 甘酒は自家製甘酒(味噌屋さんの麹+無農薬コシヒカリ)
製法
- ニーディング 18分
- フロアタイム 60分
- ベンチタイム 30分
- ホイロ 35℃ 50分
- 焼成 160℃ 12分(オーブン4段使用)
注意点
- 白神こだま酵母は予備発酵が必要です。酵母の3~5倍の水分で溶いておく必要があります。この時水温が大切です。適温は30℃から40℃です。今回は気温22度湿度38%の環境で35℃のぬるま湯15gであらかじめ溶いておきました。
- 砂糖は8%にして甘酒で甘味を補っています。
- 有塩バターを使ったので塩は1%にしています。
- 仕込み水の温度も35℃です。温度は一番気を使うところです。
こちらの条件が全てうまくいったのでしょう。捏ねあがりの生地がすでに出来あがりの状態を物語っているほど良い捏ねあがりでした。こういう時に写真を撮っていないので残念さが残ります😢
まとめ
- パンを作る際の甘酒は粉に対して1割ほどで良い仕事をしてくれそう。
- 砂糖の量を減らす事ができそう。今回は2割ダウンに成功!
- 発酵のお手伝いをしている気がやはりします。
- 甘酒を入れると焼き色が付きやすいので焼成温度を10度ほど下げたほうが良い。
- 今回の材料の相性がとても良く、後味がとても良い。
以上をふまえ、別のパンもチャレンジしてみようと思います。甘酒を入れて作るパンにハマりそうです。
今日もフランスパン生地に甘酒を入れエピを作りました。
蒸気焼成したので外はパリッと中は柔らかく焼けました。中の柔らかさは甘酒のお陰のような気がします。
最後に
私のパン作りの原点は安心安全です。食べる先にあるのは食べた人の健康です。その為に国産粉を使いイースト等の材料も国産の物にこだわっていました。いつしか知識が増えると共に試すものも比例して増えていき、元来の考えから少し逸れた所もありました。作る事そしてそれを共有する場を提供していく事が楽しくて仕方がない時期が長く続きました。このままで良いのだろうかと考え始めていた矢先にこのような情勢になり、見直す良い機会になりました。結論としては原点回帰です。やっぱり安心安全に行きつきます。
今日もご覧いただきありがとうございます。