青梅仕事 2021 全てご紹介いたします
梅が届きました~
今年は10㎏頼んでおりましたので、たくさんの梅製品を作りました。
備忘録として記事にしておきたいと思いますので、どうかさらっとお目通しください。
10㎏の梅は
- 梅酒
- 梅シロップ
- 梅ワイン
- 梅ブランデー
- 梅醤油
- 梅味噌
大好きな 梅の甘露煮 です。
梅の甘露煮は青梅で作る最高の一品です。
作るのは簡単ではないですが、とろっと溶ける梅が口の中に広がると、梅雨の憂鬱な気分がさっと晴れ、体中がスッキリします。
ざっとですが、作り方を記しておきます。
材料(作りやすい分量)
- 梅 500g
- 砂糖 400g (8割の砂糖はかなり甘いです。)
(砂糖は梅の重量の5~8割で加減をしてください。)
作り方
- 梅を洗いざるにあげ、水分をふき取り、なり口の小枝を取り、竹串で全体に穴をあけます。
- 鍋に梅を並べかぶる程度の水を入れ、火にかけます。
- 水温が50℃くらいになったら、茹でこぼし、梅をざるにあげます。同じ作業を2~3回繰り返します。
- 鍋に梅を並べ、水800㎖~1000ℓを入れ、砂糖の半量を入れ火にかけます。沸騰してきたらアクを取り、ガーゼをかぶせ弱火で5分煮ます。
- ガーゼの上から残りの砂糖を入れ、弱火で5分煮、そのまま冷まします。
- 梅だけ容器に移し、シロップは火にかけ、アクを取り除き梅の容器に入れます。
- 完全に冷めたら、冷蔵庫で保存します。
今年の甘露煮は青梅2㎏に対して砂糖1㎏を2ℓの水で煮て作りました。(砂糖5割)
この量はかなり多く作り過ぎました。シロップが残りますが瓶に入れて保存しています。梅シロップですので割って梅ドリンクとして楽しめます。
梅の皮が剥がれてしまった物もありましたが、冷蔵庫で冷やして食べる甘露煮は甘酸っぱく、やっぱり美味しい初夏を感じさせる味です。
梅酒(3瓶)
砂糖の量を変えて甘さを調整しました。国産レモンがタイミングよく届き一つだけ入れました。
約1か月ほどで砂糖が溶けますが、まだまだ梅のエキスが出ていません。梅が皺くちゃになるまで梅を取り出すのは我慢です。1年後ぐらいでしょうか。それまでは冷暗所で保存です。
梅シロップ (5瓶)
2晩でこんなにエキスが出てきましたよ。
砂糖を白砂糖と氷砂糖にしました。氷砂糖にはレモンをいれています。
切った梅で作ったシロップはあっという間にエキスが出てきました。1か月後には飲めそうです。他のシロップはゆっくりじっくり溶けていきます。日に何度か菜箸で混ぜています。
- 梅700g 氷砂糖700g レモン1個
- 梅1㎏ 白砂糖1.1㎏ (2本)
- 梅700g 氷砂糖700g レモン1個
- 梅500g 白砂糖550g
砂糖が溶けて梅エキスが出て皺くちゃになったら完成ですね。飲み頃は2か月後ぐらいでしょうか。待ち遠しいです。
梅ワイン
白ワインで作る梅ワインがお好みですが、今年は趣向を変えて赤ワインで作りました。
- 梅300g 赤ワイン1本 氷砂糖150g
半年ほど待ったら飲み頃です。こちらも冷暗所に保管中です。寒くなったら食前酒として楽しみます。
梅ブランデー
久しぶりに作ってみました。安いブランデーが高級ブランデーに変わります。
- 梅300g ブランデー1本 氷砂糖150g
長く置くことで美味しくなる梅ブランデー。今年はどんな出来でしょうか。楽しみですね。こちらも冷暗所で保管中です。どれくらい寝かせようかしら...
梅醤油
こちらは初めての挑戦です。
- 梅500g 醤油300㎖ 酒大さじ4 みりん2
1日に1度は容器をゆすって味をなじませるそうです。今は冷暗所で保管中です。約1か月で食べごろだそうです。醤油はお刺身を食べる時に重宝しそうです。一つ調味料が増えて楽しみも増えました。
梅味噌
今年一番の私のヒット商品になる事間違いなし!!!
- 梅1㎏ 味噌1㎏ きび砂糖300g
出来上がるまでは常温で保管し、時々混ぜてあげる必要があります。ぷくぷく発酵していますよ。1~2週間で梅を取り出し、梅だけを容器に戻し冷蔵庫で保存します。2日経って味見してみましたが、まだただの甘いみそでした。梅のエキスはこれからたくさん出てきます。
👉梅仕事をするときは必ずなり口の小枝を取る必要があります。
お勧めの道具
タコ焼きを作る時に使う串です。
なかなか使い勝手が良くお勧めです。竹串や爪楊枝は途中で折れてしまうので何本も必要でしたし、ごみにもなります。タコ焼き串をお持ちの方は使われてみてください。きっとスムーズに梅仕事が進みます。
以上、2021年の青梅仕事でした。
今は梅シロップの変化を横目にしながら書いています。ゆっくり時間と共に変化していく姿をずっと見ていたくなります。
詳しい梅シロップの作り方はこちらを参考にされてください。
happygoluckychang.hatenablog.com
今日もご覧いただきありがとうございます。