魚をさばいてて思ったこと

こんばんは。

 

大量の魚をさばきました。

まるで漁師のように・・・(あくまでも私の中だけですが・・・)

 

じゃ、じゃーん、これだけの量です。

立派な魚たちでしょう(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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ポケットマルシェを通じて届けていただきました。

こちらの漁師さんは岡山県で春夏は底引き網漁を秋冬は海苔の養殖をしてらっしゃるそうです。

御覧の通り型の良い立派で新鮮な、そして手ごわそうなお魚さん達です。

こちらの魚以外にもおまけでメッセージ付きの海苔、ドリップシート、一番うれしかった軍手が同梱されていました。

軍手のお陰で無傷でお魚をさばき終えました。

こういった細やかな心遣いをしてくださる邦美丸の富田さんご夫妻でした。

 

今回こんなに大きなお魚さん達をさばいていて、何の抵抗もなくさばいている自分に驚いてしまいました。

 

こんな大きな鯛を

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こんな風にさばいて (下手は下手なりに頑張った結果)

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こんな風に漬けにしたりと (ネギが繋がってますね)

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ふとその時、母は昔から漁師さん釣りたてのお魚を、買っては自分でさばいて食卓に並べてくれていたことを思い出したのです。

かごいっぱい買っては台所で鱗、内臓や大きな骨と戦っていましたね。

私はと言うと横でただ見ているだけでしたが。

ただ唯一私の出来たことはタコのぬめり取りとイカのフネを取ることでした。

タコのぬめりを取るために塩で何度かもみ洗いをするのですが、ぬるぬるが気持ち悪いけど楽しいお手伝いでしたね。

突然ですが・・・

皆さんはタコを茹でるとき何かを入れていますか?

塩の方が多いのでは?

これも母から教わったことですが、お茶の葉を入れて茹でると色がきれいに出るんですよ。新しい葉ではなく出がらしの葉で十分です。

今回は可愛らしいタコさんが入っていたので、もちろん出がらしのお茶の葉を入れて茹でました。

踊っているみたいでかわいいでしょう(^^♪

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イカも入っていました・・・

イカはベイカというもので岡山の地魚らしいです。

ホタルイカぐらいの小さいイカですが、ぷりぷりしておいしかったです。

煮つけにしたのですが、小さいイカイカの胴体にイカのゲソを入れて煮ると食感が良くなりますよ。(写真では分かりずらいですね)

この方法も母に教わりました。

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こんな風に難なくお魚と向き合えるのも母のお魚のさばきを隣で見ていたからだと思います。

決して押し付けることなく楽しくお手伝いをさせてくれていた母。

主婦になり食の大切さを改めて感じさせてくれて、作る楽しさを教えてくれて、今更ながら母の存在の大きさに気づいた日でした。

今の世の中スマホを開けば色々なジャンルの先生がたくさんいらっしゃるし、いろいろな物が手軽に手に入ってしまいます。

でも、母にしか伝えられない知恵やその家庭独自の味をこういう時代でも知ってほしいと思っています。

まずは家の味を模倣し、出来るようになれば、独自のアレンジを加えていってオリジナリティーを発揮する。

子供自身にやらせなくても私がしている姿を見せていれば、いつかできるようになるかもしれないと思い、日々過ごしています。

生まれてからの様々な体験・経験が今の自分を生かしてくれているんですよね。

 

 ”つながり” や ”環境の大切さ” を改めて感じた次第でした。

 

       母たるものいつ何時も気を抜けませんね

 

今日も良き一日を!!!