発酵シロップ 🍋レモン編🍋
昨日の雨はお庭に潤いをもたらしてくれました。お野菜やお花が喜んでいます。
皆さま、おはようございます。
今日は少し肌寒いです。
ここ最近は暑かったせいか炭酸水を欲してしまいます。
そのまま飲むことが多いいですが、シロップを加えて飲むと甘味が加わり楽しむことができます。このシロップ自宅で手軽に作ることができますので、ご紹介いたします。
🍋発酵レモンシロップ🍋
事前準備
- 使用するビンを熱湯消毒します。
- レモンの重さを計る。
- レモンの重さの1.1倍の砂糖を用意する。
- 農薬不使用の国産レモンを使用しますが、一応塩で皮の表面を擦り洗いし、流水で洗い流します。
材料
- 国産レモン お好きな量
- 白砂糖 国産レモンの重さの1.1倍
砂糖
果物との浸透圧によって水分を引き出すため、糖度が高く不純物がほとんどない白砂糖を使う。
作り方
- レモンを切ります。切り方は自由ですが、なるべく断面が大きい方がたくさん果汁が出る上、発酵が進むのでお勧めです。
- ビンにカットしたレモン1個分を入れます。
- レモンの上に砂糖を入れます。
- レモン→砂糖→レモン→砂糖の順番で入れていきます。
- 最後は砂糖で終わるようにしてください。
- 徐々に砂糖が溶けてきます。
- 一日一回手で混ぜてください。(菜箸やへらでもO.Kです。)
発酵シロップは手で混ぜるのが基本です。
と言いますのも、人の手には常在菌が存在していますので、その菌を使って作っていきます。人が違えば常在菌も異なるので、作り手によってシロップの味が違う、まさにこの世に1つしか存在しないシロップが出来上がります。がしかし、このご時世になり家族に提供するとはいえちょっと自分の手で混ぜるのは抵抗がある方が多いと思います。その際は菜箸やへらをご利用ください。私も昨年より菜箸を使って混ぜています。
出来上がりの目安
- 十分に果物のエキスが抽出され、砂糖が溶けて素材がくたくたになれば出来上がりです。
- 季節にもよりますが、1~2週間で出来上がります。
保存方法
- 果物とシロップに分けて保存します。
- 熱湯消毒したビンに入れ冷蔵庫で保存します。
- 一年間は保存可能です。
(左)2020年産のレモン
(右)2021年産のレモン
国産レモンについて
国産レモンは11月頃から6月頃まで楽しむことができます。出始めの11月頃はまだ皮が緑色で固く果汁も若い感じがします。だんだんと月日と共に皮が黄色くなっていき酸っぱさの中にまろやかさが加わっていくような気がします。私的には緑色のレモンよりも黄色くなったレモンでシロップを作った方がシロップも濃く味が出るのでお勧めいたします。ちなみに昨年6月に作ったシロップは昨年11月に作った物よりもレモンの味が濃く出て美味しかったです。今回の写真は昨年11月の発酵レモンシロップを作った際のものです。
発酵シロップの楽しみ方
- 水や炭酸で割る。
- お酒に加えても楽しめます。
- 豆乳や牛乳で割ったり、ヨーグルトに入れても美味しいです。
- パンやお菓子、ドレッシングに混ぜたりも出来ます。
おすすめのシロップ
- パイナップル
- 梅
- レモン
最後に
発酵シロップは1日1回のお世話で、栄養がたくさん詰まった美味しい物が出来上がります。1~2週間と時間はかかりますが、手間はかからず、待つ時間の分だけ出来上がった時はとても愛おしく、安心して口にすることができます。これから夏に向けて果物もたくさん出回りますので、お気に入りの果物で発酵シロップを作ってみませんか。
今日もご覧いただきありがとうございます。
このご縁に感謝いたします。