シュトレンで人を幸せにできるかも・・・と思わせていただきました

 今年は遅いスタートでしたが、12月に入りシュトレンを焼きはじめ、家じゅうに甘ーい香りが広がり、なんとも楽しい時間を過ごしておりました♬

 

皆さま、こんにちは。

お変わりございませんか。

 

ここ数年、シュトレンをお願いされて作っていますが、今年は30個ほど作らせていただきました。

 

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約3か月前からドライフルーツをラム酒グランマルニエに漬けています。

この時から今年の完成形を想像してワクワクが始まります(^^♪

 

我が家の定番は

  • レーズン、オレンジ、チェリー、パインが入ったミックスフルーツ
  • レモンピール
  • オレンジピール
  • レーズン
  • アーモンド
  • マジパン(アーモンド粉末と砂糖を合わせて作ります)

今年はドライイチジクのラム酒漬けも加え、アーモンドはスライスアーモンドと皮つきホールアーモンドを食感が残る程度に砕いて入れました。

もちろん、小麦粉、砂糖、塩、牛乳、バター、酵母は忘れてはいけませんね。

 

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生地の分割後、マジパン以外は全て入っています。

 

ここで作り方を大まかにご紹介します。

 小麦粉50%、牛乳約40%、酵母で中種を作ることから始まります。

 その後は、

  1. バターと砂糖を白っぽくなるまで混ぜる。
  2. 小麦粉、砂糖、塩、牛乳、中種を入れ、混ぜ、発酵させる。
  3. フルーツ類、ナッツ類を入れ、混ぜ、再び発酵させる。
  4. 分割・成型し、焼成します。
  5. 熱いうちにバターを塗り粉糖・グラニュー糖でお化粧します。

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1回目のお化粧が終わったところです。あと3回ほどお化粧します。

 

💛美味しさの秘訣💛

POINT 1

 ミックスフルーツ、レモンピール、オレンジピール、レーズンはラム酒グランマルニエに漬けて寝かせておきます。そのまま食べるとお酒の弱い方は酔ってしまうのでないかと思うほど、お酒を利かせています。  

POINT 2

 中種を作る。 

POINT 3

 生地作りはバターと砂糖をあらかじめ白っぽくなるまで混ぜる、シュガーバッター法で作っています。

POINT 4

 マジパンを1個に付き15%使っています。

POINT 5

 ナッツ類は生地に混ぜる前に給水させておきます。

  

こんなことに気を付けながら細かな調整は生地とお話をしながら作っています。

企業さんのように大きな捏ね機があるわけではないので、何度かに分けて捏ねの作業をしていっていますが、一番気を遣う作業です。そして一番楽しいところです。

 

このブログの作業中もありがたい事に第1弾を食べた方から、再度依頼が入ってきました。しばらくはまだシュトレンを作りたいと思います。

ありがとうございます(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

とあるシュトレンをお願いされた方が「楽しみが出来た」と言ってくださいました。

こちらの方が作る楽しみを私に与えてくださっているのに、ありがたいお言葉です。

クリスマスまでの時間をシュトレンを少しづつ口にしながら、家族と共に楽しんでくださっていると思うと、心が温かくなります。

今は思うように外出が出来ない、旅行にも行きにくい、外食もしにくい、両親にもお友達にも会いにくい、できないこと尽くしですが、このシュトレンを受け取られた方が少しでも心が元気になられることを願ってしまいます。

 

今日もご覧いただきありがとうございます。

このご縁に感謝です。