絞りだしクッキー、今昔物語
お天気に恵まれたお休みですね。
朝のお目覚めが良いと一日がスムースに進んでいきます。
敬老の日の今日は娘が電話で母と話していましたが、電話口から漏れてくる母の声が弾んでいました。毎回孫の力は偉大だと感じるのであります。
お陰でこちらも元気を分けてもらった感じです。
皆さん、こんばんは。
お変わりございませんか。
連休に入る前にちょっとしたおやつにクッキーを焼きました。
小学生の頃よく作っていた、絞りだしクッキーにジャムをのせた、昔懐かしクッキーです。
食べてみると、「あれ?????違う・・・もっと硬くて、ジャムが歯についていたはず・・・」
よーく考えてみると、あの頃はバターではなくマーガリンを使い、アーモンドプードルなんて入ってなくて薄力粉のみだったな~と。上にのせるジャムだって自家製ではなく市販の物を使っていたな~と。材料の違いが味の違いに顕著にでていて、レトロな絞りだしクッキーを作ったつもりがほろり口どけの今風な絞りだしクッキーになっていて、どちらかと言うと残念でした。
言うまでもなく、食べた人たちの評判は良かったです。
そこで私と一緒にお嫁にきた当時のお菓子の本を引っ張り出し、小学生の頃から作っていたレトロな絞りだしクッキーと今回作った絞りだしクッキーの材料を比較してみました。
材料の小麦粉を100%として他の材料の%を出してみました。
レトロな絞りだしクッキー 今回の絞りだしクッキー
バター 60% ⇒ バター 103%
砂糖 60% ⇒ パウダーシュガー 50%
卵 25% ⇒ 卵 33%
レモン汁 ⇒ ×
小麦粉 100% ⇒ 小麦粉 100%
コーンスターチ 15% ⇒ ×
アーモンドプードル 50%
今回作った絞りだしクッキーは小麦粉よりバターの量が多いので口解けよく出来るはずです。その上小麦粉の半分量のアーモンドプードルが入り、卵の量も増えています。
更にリッチな絞りだしクッキーにならないはずがないという数字でした。
レトロな絞りだしクッキーはレモン汁とコーンスターチを入れていたんだと再確認し、次回はこのレシピに再挑戦してみようと思います。
作った折には母に持って行ってあげようと思います。
さて、覚えているかしら、この味を。
そして、私も分かるのかしら、この味だったと。
以前美味しいと思っていたレシピと今のレシピを比べてみて作ってみると、また新たな発見が出来るかもしれないと思います。
今回眠っていたお菓子の本の隣にこれまた眠っていた「お料理基本ブック」を再度手に取って読んでみました。
今では自然に調理の流れでしていることを事細かに説明されていて、時の流れを感じずにはいられませんでした。
他の眠っている本もまた目を通したくなりました。
それでは今日はこの辺で、、、
今日もご覧いただきありがとうございます。
このご縁に感謝!