台風10号の対策

今週のお題「もしもの備え」

について考えてみた。

 

今まではさほど気にすることが無かった防災について何かと考えるようになった。

きっと今までは何事もどこか他人事のような気がしていた。

しかしコロナを機に周りの状況が変わり、その上家にいる時間が増えたことで、考える余裕が生まれたのだろう。

 

我が家は福岡ということもあり今回の台風10号の影響を受けた地域である。

台風の備えは関東出身の主よりは敏感に反応してしまう。

私は台風の大小に関わらずまず家の周りの整理から始める。

しかし今回ほど全ての物を家の中あるいは倉庫に片付けたのは初めてである。

まずは倉庫の中を片付け3個のごみ箱、水まき用ホース、その他日曜大工用品をすべて入れた。

その他外にあった物干し、自転車、お花は玄関に入れ、きれいさっぱりお庭の物は無くした。

これで外はOK。

我が家の2個の倉庫はきちんと鍵をかけ台風に備えた。

外つながりで言うと、2台の車はガソリン満タンにして、車中暮らしになってもいいように備えた。

そうだ台風のせいで私の楽しみの家庭菜園も紫蘇と人参を残し全て抜いた。

もし根から抜けてご近所さんのご迷惑になるのも申し訳なく感じたからだ。

 

家の中はと言うと、一階は雨戸があるので安心していられた。

風にあおられてガタガタとうるさかったが。

2階に関しては雨戸がなく、子供部屋に関しては不執拗なくらいに窓を大きく取ったために、こういう時は心配しかない。

今回は段ボールとガムテープで対応することにした。

そもそも今どきの2重窓でも養生テープが必要なのか疑問が残る。

この件に関しては今後の課題である。

娘はとある記事をもってきて、窓の養生テープ不要説を支持していたが。

 

懐中電灯、電池、その他パソコンは全て2階に避難させた。

もちろん携帯をはじめ通信機器は全てフル充電をしておいた。

枕元には健康保険証、貯金通帳、はんこを含む貴重品をバックに入れておいた。

食料品としては飲み物をはじめお米や缶詰を2階に置いている。

カセットコンロとボンベも2階に避難させている。

 

完璧なように思われて今回落ち度がたくさんある事に気付いた。

まず携帯用のラジオをつい最近あまりの汚さに捨てたのを忘れていて、あるものと思い込んでいたこと。

早急に買わなければ。

ろうそくはあるのにマッチ、ライターが無く、チャッカマンもガス切れになっていた。

モバイルバッテリーももし被災したら足りないだろうと思う。

まずいざ避難となったら防災道具をまとめていないため、きっと慌てることになっていただろう。

必要なものが点在している。

家にはあってもすぐに持ち出せないと意味がないのではないかと改めて思った。

ヘルメット、懐中電灯、靴をはじめ最低限の防災グッズをそれぞれ用意し、常にベットに置いておこうと思う。

 

非常食に関してもお米、大豆、小豆、切り干し大根、高野豆腐、乾燥ヒジキにわかめ、シーチキンは常に常備しているが、正直何が必要なのか分からない。

シーチキン以外は火がないと食べられないものばかりではないかとすら思う。

本当に必要なのは今用意しているものではないのではないか。

缶詰の物をもっと買っておこう。

水も2L10本では到底足りない。

今回はお風呂に水をため、鍋に水をためておいたが、役に立たないで本当に良かったと思う。

 

しかし、被害にあわれた方々がいらっしゃると思うと、手放しに喜んでばかりいられない。

 

まだ9月に入ったばかりこれからが台風の本格シーズンと思うと、この先思いやられるが、今回よりは我が家の対策が進歩しているよう家族で考えていきたいと思う。

 

何事に取り組むにも元気な体が基本です。

どうか皆さま、こんなご時世ですが、自分を大切に元気に過ごしていきましょう。